1. 300点台からのスタートと、最初の壁
世の中の英語学習本を見れば、「3ヶ月で700点突破!」「スキマ時間で無理なく合格」といった耳触りの良いフレーズばかりが並んでいます。しかし、実際に40代を過ぎてからTOEICに向き合った私の現実は、上のグラフの通り過酷そのものでした。
最初の受験(2021年3月)はわずか395点。学生時代の記憶など完全に消え去り、リスニングは呪文にしか聞こえず、リーディングはPart 7の途中でタイムアップ。そこから必死で問題集を開き、2022年春になんとか710点にタッチした時は「あと一息!」と思いました。しかし、本当の試練はそこからでした。
2. 600点台の長期停滞と、大人の脳の限界
700点を一度超えた安心感から惰性の学習になったんでしょう・・・、スコアはあっという間に620点〜630点台へと急降下しました。グラフを見ていただければ分かる通り、2022年後半から2023年にかけて、受けども受けども600点台後半の天井を破れない「長期の停滞期」が続きました。
40代の脳は、時間をかけて理解しても翌日には綺麗さっぱり抜けていくのです。平日の仕事で疲れ果てた頭に、長時間の学習時間も取れず厳しい時期がありました。
3. 行き着いた「公式問題集 ✕ 高回転・即断」の結論
そこで勉強法を根本から破壊しました。自分に合わないと思った難問集をすべて撤去し、「ETS公式問題集を集中して正解しても何度も解き潰す」ことだけに絞り込みました。
Part 5の文法は「1問回答までに15秒で見切る」。単語帳は「1秒1単語のテンポで何十周もカードを弾く」。思考を介さずにパターン認識で反射させる「高回転ループ学習」に切り替えたのです。
その結果、2024年2月に**念願の730点**を奪取することができました。
4. なぜいま、自作ツールを公開したのか?(RE:BOOT)
しかし、英語は残酷です。730点を取ってから実務で使わない時期が続くと、直近(2025年〜2026年)のテストでは再びスコアが下がり始め、英語力が錆びついていくのを実感しました。
「このままでは全てが水泡に帰す。もう一度、奪還するしかない」。そう決意した時、仕事の合間に分厚い公式問題集を開く物理的な限界を痛感しました。だからこそ、頻出語彙だけをスマホで1秒単位で高回転させるために、このWebポータルをAIと共同で自作しました。
このサイトは、同じように仕事や家庭を抱えながら、衰えゆく記憶力と闘ってスコアを奪取したい大人のための「実践の道場」です。
私がボロボロになるまで使い倒した公式問題集の具体的なテスト回し方や、停滞期を脱出した際の決め手になった出来事は、noteに詳しく書き残します(作成中)。
公式問題集・高回転奪還手記を読む(note)(作成中)